腰椎ヘルニアとは？
2023年12月2日
どんな症状？
腰椎椎間板ヘルニアは腰やお尻、足にかけての痛みやしびれを感じる症状です。
場合によっては足の力がは入りにくかったり、感覚が鈍くなることがあります。
腰が痛い、足が痛い、しびれたり力が入りにくいなどあれば腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
図のようなところが痛かったりしびれがある場合は可能性が高いかもしれないので、当院にご相談ください。
ヘルニアって実際どうなってるのか？
腰、お尻、足にかけて痛みやしびれを感じるヘルニアですが実際どうなってるのか？を解説します。
立ったり、座ったり、前屈みになったり日常生活で色々な姿勢になります。
この時に椎間板という脊骨と背骨の間にクッションの役割のような軟骨があるんですが、ここにものすごく負担がかかり、年を重ねるごとに支える筋力が衰えて、クッションの柔軟性が落ちることで椎間板が潰れやすくなります。
椎間板の中心には髄核というゼリー状の核があります。
柔軟性を失ったクッションに圧迫力が続くと中の髄核が外に飛び出てきます。
回転焼き（今川焼き）のあんこが外に飛び出るように…
飛び出た髄核の影響で神経にダメージを与えて、腰から足にかけて痛みやしびれがでます。
どんな人がなるのか？
- 車の運転が多い人
- 長時間のデスクワーク
- 前かがみが多かったり、その姿勢で重いものを持つ人
- 激しいスポーツをする人
治療法は？
整形外科の治療法
整形外科では保存療法と観血療法（手術など）に分けられます。
整形外科の保存療法
整形外科ではレントゲンやMRI検査をした結果、症状がそこまでひどくなければ、いわゆる「様子を見ましょう」と言われます。
その際にシップを処方してもらったり、痛み止めの薬を処方されることもあります。
要するに安静にしておきましょうということです。
整形外科での観血療法
症状がひどかったり、だんだん悪くなっていくと場合によっては痛み止めの注射や手術を勧められる場合があります。
どちらにしても整形外科での治療は痛みを和らげるにはいいのですが、日常生活を痛みや不安がなく過ごせるようになるかというと難しいです。
当院のヘルニアの治療法
当院ではただマッサージするのではなく
①筋肉のバランスを整える
②骨盤や背骨の動きをよくする
③身体の使い方を覚える（運動療法）
④日常生活の過ごし方の見直し
などをメインに治療していきます。
来院してもらった時の施術だけでなく、日常生活の過ごし方をサポートし、患者さん自身にも頑張ってもらい一緒に治療を進めていくことで確実に良くなられます！
