痛め時は温める?と冷やす?どっちがいいの?
2023年12月10日
どっちがいいのか?
これに関してはいろいろ意見はありますが、当院の見解としては『どっちがいい』ではなく『どちらもした方がいい』です。
冷やすメリット
冷やすメリットとしては
- 腫れを抑える
- 熱を抑える
- 痛みを感じる神経の活動を抑える
- 代謝を下げて悪化を防ぐ
- 疲労回復
上記のようなことがメリットです。
冷やすと血液循環が悪くなって、良くないのではないかと感じてる方は多いですが、決してそんなことはありません。
温めるメリット
温めるメリットとしてはなんといっても血液循環をよくすること。
循環が良くなることで血液が免疫細胞に対して充分な酸素や栄養を届けるベースができあがります。
血液は人体に悪影響をもたらす老廃物や疲労物質、二酸化炭素を回収してくれるため、病気の予防に有益な働きをしてくれます。
そもそも温めるとは?
温めると聞くと何をイメージしますか?
カイロ、お風呂が一般的には温めるということだと思います。
当院がお勧めしている温めるとは【運動】です。
物理的に温めるのではなく、筋肉を動かして【筋温を上げる】ということです。
運動することで関節や筋肉の組織の循環が良くなります。
どちらも大切
【身体が痛い、何か不調が続く】こんな時は身体の中で何か『異常』が起こっています。
痛みがある時はまずは冷やしましょう!
冷やすことで痛みがスッと引いたり、場合にやったら少し痛みや違和感がひどくなったと感じることもありますがそれでいいです。
骨盤なら約20分~30分、それ以外のところは約10分冷やしましょう。
そしてその後に無理せず、ゆっくりと動かせる範囲で運動することがお勧めです!
まとめ
痛みを早く抑える時のポイントは
- まずは冷やすこと
- 冷やした後に身体を動かして筋温を上げる
- 無理して動かさずゆっくり動かす
- 骨盤は30分、そのほかは約10分冷やす