当院での四十肩に対する治療の流れ
2025年05月20日
~伏見区・醍醐で肩が上がらない・痛みが長引く方へ~
こんにちは。京都市伏見区・醍醐エリアのだいご接骨院です。
「腕が上がらない」「肩が痛くて服が着づらい」
そんな症状に悩まされていませんか?
それは「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」かもしれません。
突然の痛みから始まり、動かすと激痛が走る、夜間に痛むなど…不安も多い症状です。
今回は、当院での四十肩に対する治療の流れを、わかりやすくご紹介します。
まず、四十肩とは?

四十肩(五十肩)は、肩の関節周囲の組織(筋肉・腱・靭帯・関節包など)が炎症や癒着を起こすことで、
- 肩が上がらない
- 動かすと激痛が走る
- 夜寝ていてもうずく
といった症状が出る状態です。
特に更年期以降の方や、デスクワーク・家事・育児で肩を酷使している方に多く見られます。
だいご接骨院での治療の流れ
① 問診・状態チェック

まずは、現在の症状・痛みの強さ・生活で困っている動作などを丁寧にヒアリング。
次に、肩の可動域や炎症の有無、他の部位(肩甲骨・背中・胸・腕)との関連性も含めて全身をチェックします。
▶︎ ポイント:“肩だけを見ない”のが当院の特徴です。
② 治療ステージの判別
四十肩は、大きく以下の3段階に分かれます:
- 【急性期】:動かすと激痛・夜間痛が強い(炎症期)
- 【拘縮期】:痛みは軽減も、動きが固まる(癒着期)
- 【回復期】:痛みは和らぐが可動域が戻らない
このどの段階にあるかによって治療法が変わるため、初回にしっかり見極めます。
③ 施術(オーダーメイド)

状態に応じて、以下の施術を組み合わせます:
【急性期】(痛みが強いとき)
- 炎症部位を冷却(アイシング)または温熱調整
- 無理に動かさず、肩以外の関連部位(背中・首・腕)の緊張緩和
▶︎「まずは痛みを取る」ことを最優先にします。
【拘縮期】(動かしにくいとき)
- 肩周囲・肩甲骨・胸郭の可動域を広げる手技
- 癒着した組織へのソフトなストレッチ
- 自律神経のバランスも考慮した呼吸指導も併用
▶︎「安全に、少しずつ動ける範囲を広げる」施術が中心です。
【回復期】(動かせるが不安)
- 運動療法・体幹を使った姿勢改善
- 再発を防ぐための動作トレーニング
- セルフケア指導(肩の安定性を高める体操)
▶︎「再発しない・使いやすい肩」を目指します。
④ セルフケア・生活指導

施術だけでなく、ご自宅でのケアも重視しています。
- 寝方(腕の位置)や冷え対策
- 生活動作で避けるべき姿勢や習慣
- 自分でできるストレッチや呼吸トレーニング
を症状に応じてご案内し、日常の中で回復をサポートします。
⑤ 治療期間と通院の目安
症状の程度や生活習慣にもよりますが、
四十肩は早期に対応すれば回復が早まり、長期化を防げます。
【目安の通院頻度】
- 初期~拘縮期:週1回(または2週に1回)
- 回復期:3週間〜月1回のメンテナンス
▶︎「自己流で無理に動かして悪化した」方も多いため、段階に応じた施術が重要です。
まとめ
四十肩・五十肩は、正しく見極め、タイミングを逃さずケアすることで、
- 痛みの軽減
- 可動域の回復
- 再発予防
につなげることができます。
伏見区・醍醐で「肩が上がらない」「夜に痛む」「何をすればいいか分からない」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度だいご接骨院にご相談ください。
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