ばね指の原因と初期症状をチェック
2025年04月23日
~指がスムーズに動かない、引っかかる…そんな症状ありませんか?~

こんにちは、京都市伏見区のだいご接骨院です。
「朝、指がこわばって動かしづらい」「指を伸ばすときにカクンと引っかかる感じがする」そんな症状を感じている方は、**ばね指(弾発指)**かもしれません。
今回は、ばね指の原因と初期症状のチェックポイントについて解説していきます。
ばね指とは?

ばね指(弾発指)とは、指を曲げたり伸ばしたりする動きがスムーズにいかず、途中で引っかかる・跳ね返るような動きをする状態のことをいいます。
症状が進行すると、痛みや指の動きの制限が出てくることもあります。
主に指を動かす腱と、その腱が通るトンネル(腱鞘)との間で炎症が起き、腱の滑りが悪くなることが原因です。
ばね指の主な原因

ばね指は、以下のような動作や生活習慣によって発症しやすくなります。
1. 指の使いすぎ(オーバーユース)
・パソコンやスマホの長時間使用
・手作業(裁縫・編み物・DIY)
・家事や育児での細かい動作
2. ホルモンバランスの変化
・女性ホルモンの影響で、更年期や妊娠・出産期の女性に多くみられます
3. 基礎疾患との関係
・糖尿病やリウマチをお持ちの方は、腱のトラブルを起こしやすい傾向にあります
4. 加齢による組織の変性
・年齢とともに腱や腱鞘が硬くなり、摩擦が起きやすくなります
初期症状チェック!以下のようなサインはありませんか?

- 朝起きたときに指がこわばる
- 指を伸ばすときにカクンと音がする・引っかかる
- 指の付け根(特に親指・中指・薬指)が押すと痛い
- 指が曲がったままになり、自分の意思で伸ばしにくい
- 一日の中で症状が軽くなったり重くなったりする
特に朝方に症状が強く、昼にかけて軽くなる傾向がある方は要注意です。これは、就寝中に腱の動きが少なくなり、炎症が悪化しやすいためです。
進行するとどうなる?
初期段階では「違和感」程度だったものが、進行するにつれて、
- 指が完全に動かなくなる
- 常に痛みを感じる
- 他の指や手首にも負担が広がる
といった状態になることもあります。
早期の対応が非常に大切です。
ばね指は自然に治る?

「放っておけば治るかも」と思っている方も多いですが、使い続ける限り症状が進行する可能性が高いです。
日常生活で使わないわけにはいかない「指」だからこそ、早期ケアが重要です。
当院での施術方針

当院では、ばね指の症状に対して、
- 炎症を抑える施術(電気治療・手技)
- 使いすぎによる筋緊張の緩和
- 必要に応じてテーピングやサポーターの使用指導
- 生活習慣や姿勢改善のアドバイス
など、根本改善を目指したアプローチを行っています。
また、炎症期と回復期で対応を分けることで、痛みの軽減から再発予防までしっかりサポートします。
まとめ
ばね指は、初期の違和感のうちに対応することで、重症化を防げる症状です。
「少し気になるな…」という段階での受診が、回復を早め、生活の質を守る第一歩となります。
もし思い当たる症状があれば、お気軽にご相談ください。
だいご接骨院では、お一人おひとりの症状に合わせた施術を行っています。
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→ 他の症状についての記事も順次更新予定です。