【腰痛持ち必見】見落としがちな腰痛の原因と今日からできる対策

2025年04月10日

「ああ、また腰が痛い…」

朝起きたとき、長時間座った後、ちょっとした動作をしたときなど、突然襲ってくる腰の痛み。

国民病とも言える腰痛は、多くの人が一度は経験する悩みです。

「歳のせいかな?」

「姿勢が悪いから仕方ない…」

そう諦めていませんか?

確かに年齢や姿勢も腰痛の原因の一つですが、実は日常生活に潜む意外な要因が腰痛を引き起こしている可能性もあるのです。

今回は、私自身の経験や患者さんの声を踏まえ、見落としがちな腰痛の原因と、今日からできる簡単な対策について解説します。

見過ごせない腰痛の4つの原因

長年腰痛に悩んできた私自身、様々な治療を試す中で、単に姿勢を良くするだけでは根本的な解決にならないことに気づきました。

そして、多くの患者さんと接する中で、共通して見られるいくつかの要因があることに気づいたのです。

1. カラダの悲鳴!水分不足

「え、水分が腰痛と関係あるの?」と驚かれる方もいるかもしれません。

しかし、私たちの体の約60%は水分でできており、椎間板という背骨のクッションも水分を多く含んでいます。

水分が不足すると、椎間板の水分量が減少し、クッションとしての機能が低下。

さらに水分が不足することで身体の回復能力も低下します。

結果として、ちょっとした衝撃や負担が腰に直接伝わりやすくなり、痛みを感じやすくなるのです。

特に、デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、運動不足の方は、意識して水分補給をすることが大切です。

目安は【体重の数字×30ml】です。

例えば体重50kgなら1500mlです。

喉が渇く前に、こまめに水分を摂る習慣をつけましょう。

2. 酸素不足が痛みを増幅?浅い呼吸

ストレスや緊張を感じやすい現代社会では、無意識のうちに呼吸が浅くなっている方が多くいます。

浅い呼吸は、体内の酸素不足を招き、筋肉の緊張を引き起こしやすくなります。

腰周りの筋肉が緊張すると、血行が悪くなり、疲労物質が蓄積。これが腰痛の原因となることがあります。

さらに呼吸がうまくできていないことで

身体のバランスが崩れて、姿勢不良の原因にもなります。

深い呼吸を意識することで、体内に十分な酸素を取り込むことができ、筋肉の緊張が和らぎ、リラックス効果も期待できるのと、体幹の安定も期待できます。

3. 土台がグラグラ?たんぱく質不足

筋肉や骨、椎間板など、体を構成する上で欠かせない栄養素がたんぱく質です。

特に、腰周りの筋肉が不足すると、背骨を支える力が弱まり、腰に負担がかかりやすくなります。

ダイエットや偏食などでたんぱく質が不足している方は、積極的に食事に取り入れるようにしましょう。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などに豊富に含まれています。

4. ジッとしているのは危険信号!同じ体勢の弊害

長時間座りっぱなしのデスクワークや、立ちっぱなしの作業など、同じ体勢を続けることは腰にとって大きな負担となります。

同じ体勢を続けることで、腰周りの筋肉が固まり、血行が悪くなります。また、特定の場所にばかり負担がかかるため、腰痛を引き起こしやすくなります。

人の身体は20分ほどで筋肉が緊張して固まってくるというデータがあります。

20分~30分に一度は立ち上がって軽く体を動かしたり、ストレッチをしたりする簡単なものでいいので習慣をつけましょう。

今日からできる!腰痛対策の3つのステップ

「原因はわかったけど、どうすればいいの?」

ご安心ください。

今日からすぐに始められる簡単な対策をご紹介します。

今日からできる!腰痛対策の3つのステップ

ステップ1:意識的な水分補給

まずは、こまめな水分補給を心がけましょう。水やお茶など、カフェインの少ない飲み物を少しずつ飲むのがおすすめです。一日の目標量を決め、意識的に摂取するようにしましょう。

ステップ2:深呼吸でリラックス

仕事の合間や寝る前など、意識して深呼吸をする時間を作りましょう。

 ・楽な姿勢で座るか、仰向けに寝ます。

 ・鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹を膨らませます。

 ・口からゆっくりと時間をかけて息を吐き出します。

これを数回繰り返すだけでも、心身がリラックスし、腰周りの筋肉の緊張が和らぎます。

ステップ3:ちょっとした運動とストレッチ

長時間同じ体勢が続いたら、簡単な運動やストレッチを取り入れましょう。

 ・軽いウォーキング: 5分程度のウォーキングでも、血行促進効果があります。

 ・腰回し: 腰に手を当てて、ゆっくりと円を描くように回します。

 ・もも裏伸ばし: 椅子に座ったまま、片足を伸ばしてつま先を上げ、上半身をゆっくりと前に倒します。

これらの運動やストレッチは、腰周りの筋肉をほぐし、柔軟性を保つ効果があります。

諦めずに、できることから始めましょう!

まとめ

今回は、腰痛になりやすい意外な原因と、今日からできる対策について解説しました。

もちろん、腰痛の原因は一つではありませんし、症状がひどい場合は専門医の診察が必要です。

しかし、日常生活の中で少し意識を変えるだけで、腰痛の予防や改善につながることもあります。

「もう歳だから…」と諦めずに、今日からできることから始めてみませんか?

あなたの腰が少しでも楽になることを願っています。

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また本気で腰痛を改善したい、長年腰痛で悩んでるなどありましたら、ぜひご相談ください!

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